2014年11月18日(火)

リニア1

2014年11月18日
あさかわ不動産 浅川です

中央新幹線(東京都・名古屋市間)建設に係る事業説明会に行ってきました。
山梨県中巨摩郡昭和町は、特に路線が通過するわけではないので、
たいして人も来ないだろうと思い、会場へ。
駐車場入口に係員が2人・・・駐車場内にも何人も係員が・・・
受付にも、当然説明する人、回答する人、総勢15~20人はJR東海の関係者がいました。
あと、山梨県の担当の方が3人。

説明会の流れは、環境影響評価書を一通り説明した後、質疑応答でした。
「中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価書【山梨県】平成26年8月」に基づく事後調査計画書

・説明は、ほとんどが報道されている内容でした。
私が知らなかった事では、中央市成島に保守基地が出来ることぐらいでした。

その後、質疑応答。昭和町は路線も通らないので、質問も無いかな~と思いましたが、
他市町村の方も参加しており、多くの質問が出ていました。

Q:トンネル工事の発生土を山梨県の公共工事に使う所もあるようだが、JR東海にはどこまでの責任があるのか?
A:公共工事の場所に搬入するまでで、工事現場の環境保全等は、山梨県の管轄になります。

Q:路線の用地取得を山梨県に委託したようだが、自社でやりきれない事業はおかしいのでは?
A:全幹法に基づき事業を進めているので、一般的な事業の流れです。また、各自治体に依頼した方が地主様との話し合いもスムーズだと思われます。
※全幹法(ぜんかんほう)とは、新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図ることを目的とした日本の法律で全国新幹線鉄道整備法(ぜんこくしんかんせんてつどうせいびほう)の略称。

Q:駅、車両内の人員配置について
A:駅は、切符販売の窓口は無いが、案内係等は配置予定。車両内に運転手はいませんが、案内係は乗車予定。

その他にもいろいろ質問が出ていましたが、補償等の内容については、路線の正式な場所も決定していないので、まだ回答できないというような内容でした。

何人か、路線沿線住人の方が来ていましたが、本当に不安が伝わってきました。
今何も無いところに、いきなり路線が来たらと思うと、本当に怖いですね。
移転できるぐらいの補償があれば良いですが、一般的な基準ではそこまでの補償は無いようです。

リニア建設側の意見を聞けば、便利で夢があるな~なんて思いますが、実際に損害(精神的なものを含め)を被る方もおり、考えさせられます。

Q&Aは、だいぶ内容を簡略化しており、趣旨が変わってしまっている可能性もあります。参考程度にして頂き、気になる部分は、ご自身で調べてください。

よろしくお願いします。

山梨県中巨摩郡昭和町の土地相場につきましては、あさかわ不動産へ