2016年2月27日(土)

山梨県の相続不動産の処分につきまして

2016年2月27日
あさかわ不動産 浅川です

最近、県外のお客様より、査定依頼を頂きます。
査定内容としましては、ご夫婦どちらかの生家を相続したが、もう山梨県に帰る予定も無く、管理も大変なので、処分したいという内容がほとんどです。

また、最近は空家等対策の推進に関する特別措置法につきまして、テレビ等で取り上げられていますので、今までは固定資産税も安いからと、相続したままにしていたが、固定資産税が上がってしまうなら、早めに処分した方が良いのではと考えているお客さまも多いようです。

実際に現地に査定に行きますと、解体した方が良い古家が建っている事が多いです。

販売方法としましては、
①古家付きのまま販売営業して、買主様が見つかった段階で、解体後更地渡し。
メリット :売主様は、買主様が見つかるまで、費用はかかりません。
デメリット:買主様は、古家が建ったままの状態だと土地形状も分かりにくく購入に踏み切りにくい。なかなか販売できない事が多く、土地取引価格が相場より下がってしまう可能性があります。

②古家解体後、更地にて販売営業。
メリット :更地になっているので、買主様が購入の判断をしやすい。相場で販売する事が可能。
デメリット:いつ土地の買主様が出てくるか分からないが、解体費を捻出しなければならない。

③不動産業者にそのまま売却。
メリット :すぐに現金化可能。
デメリット:仲介販売に比べて、手元に残るお金がだいぶ少なくなってしまう。
(場所によっては、買い取ってもらえない可能性があります)

やはり、リスクが少なく、多くのお金を残したいという事で、①を選択する方が多いです。
ただ、やはり販売価格を相場より下げないと、なかなか反響が得られません。
所有者の年齢的な事も考え、③を選択されたお客様もいらっしゃいました。

いづれの方法にしましても、お客様のご希望に沿った形で販売協力ができれば良いなと考えております。

よろしくお願い申し上げます。

山梨県内の相続不動産につきましては、あさかわ不動産にご相談下さい。